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資金繰りはなぜ必要なのか?

 「利益が出ているのに、なぜお金がないの?」って疑問に思ったことはありませんか?

 

損益計算上では利益が出ているのに、お金がないという事をよく聞きます。

 

それは、会計上で収益(費用)が発生した時に計上されるタイミングと現金が入出金される

 

タイミングに時差があるからです。

 

したがって、利益が出たとしても、売上代金が未回収であったり、

 

回収期間と支払期間に差が生じていたりすると

 

資金繰りがうまく回っていかない状態に陥ります。

 

 

 

そのような悪循環な状態を把握し、

 

ズレを調整するために資金繰り表を作成する必要があるのです。


資金繰りが厳しくなる4つの原因

1.売上高が増えると資産が増える

 

販売から現金になるまでの期間が長い商売では、売上高が増えるにつれて、

 

売掛金や受取手形が増えるのが一般的です。

 

現金化になるのが、売掛金の場合は約1~2ヶ月後、

 

受取手形ですと約4~6ヶ月後になります。

 

他の支払いがあればいくら売上を上げても入金がなければ資金繰りが厳しくなります。

 

 

2.商品仕入を仕入れるので、在庫が増える


在庫を抱える商売ですと、売上が上がるまで仕入れた商品が在庫として残ってしまいます。

 

それと同時に商品を仕入れますから、その仕入の代金を支払うことになります。

 

そうしますと、仕入の為に現金を支払ったが、在庫として残っている。

 

当然売上が上がらず、入金がない状態になり、資金繰りが厳しくなります。

 

 

3.機械や設備などの購入


機械などは長期間使う資産です。

 

売上などが上がって儲かり一時的に余った資金で新たな機械を購入すると、

 

いざ資金を使うときに資金が足りなくなり苦しくなします。

 

逆にローンなどを組んで毎月支払が発生する場合も、

 

そのローンの組み方によっては資金繰りが厳しくなる可能性があります。

 

 

4.借入れすることによって、返済が大きくなる


商品の購入などで資金が必要になった時に、銀行からお金を借ります。

 

その借入も、借りたからには返済をします。

 

商品が売れ回収した代金で返済しますので、この商品が売れ残ったりしますと、

 

借入をした返済が厳しくなり資金繰りに影響がでます。


資金繰り改善の3つのポイント

1.掛売り、掛買いの回収期間を短くする。


売掛(入金)の期間を短くすればお金が早く入ってきます。

 

それに比べて買掛け(支払い)の期間を延ばしてもらえれば、

 

支払うお金が遅くなりますので会社に現金として残ります。


 

 2.在庫管理を徹底する。

 
在庫管理表を必ず作成します。

 

商品や材料を購入するとき同じものを購入しないように管理をしたり、

 

あまり人気のない在庫については購入を抑えたり、

 

今現在残っている在庫の金額を把握するためにも必要になります。


 

3.借入の内容をしっかりと把握する。


銀行からの借入の期間がいつまでなのか、

 

返済金額がいくらなのか、

 

そして「短期」または「長期」なのかを把握しておく必要があります。

 

また、割引手形などの金利についても

 

他行と比べて高ければ交渉したりして金利を減らし、

 

余分な資金流出を防ぎます。


銀行員は決算書及び資金繰り表のここを見ている!!

1.全体的にツジツマがあっているか?


2.営業利益、最終的な当期純利益がでているか?


3.毎月の返済ができそうか?


4.他行からの借入れの状況は?


5.役員に対しての貸付はないか?それをちゃんと返済しているか?

 

など


資金繰り表は作るべし!

資金繰り表は決算書を見ても見えてこないところを補うための必要な表です。

 

それは、自社の資金運用の改善に役立ち、

 

さらに第三者への信頼(銀行からの融資)を得るために

 

資金繰り表を作成することをお勧めいたします。


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